2014年11月10日

023:実はウチの工房の技が詰まってます



どうも、モッズおじさんです。


古代朱(赤)¥8.000-;若草色(緑)¥5.000- 捨て値のUL ルアーロッドはこの2本限り


018-a.JPG





漆室用のヒーターが帰って来て、俄然やる気になってるんっすけど

以前にも紹介した捨て値のUL ルアーロッド の話です。

実はこれ、ORVIS FLEA っつーバンブー・フライロッドのデータをそのままグラスに換算して

仙台で特注で発注した、気合入りまくりの棒を使ってるんっすよ。


以前施行したブランクが出てきました コレもロッドに仕上げますが、捨て値にはしませんよ


018-b.JPG




で、グラファイト(カーボン)全盛のこのご時世、ボロンやアラミドチタンも当たり前っつってんのに!

グラスを採用するなんて。。。ペナンペナンが好きなのかな?

と思った人、結構いるんじゃねえっすかね。

甘い!ある意味行く所まで行っちゃった俺はグラスをありきたりな処理をしてお出ししません。


逆に、このロッドで折れたっつったら…釣りに向いてません と言い切れる強靭さっすよ


ウソ偽りはございません



これ見て、なんか言えます?

ロッドの世界では相当無茶している状態っすよ。

例えば5歳児が初めてサカナ掛けてオッタオタしてる時って、こういうしなりになっちゃうよね?

で、上州屋さん辺りの頑丈でおなじみの安い竿でも折れちゃう、と。


何気にバット部分は芯にアルミソリッドが仕込まれてるっつー…


018-c.JPG




そうなると5歳児はね、凹んじゃうの。。。マジ凹みで、釣りが嫌いになっちゃう。

でもこのロッドだと、ココまでやっても余裕で耐えちゃうから5歳児は釣りが好きになっちゃうんだよね。

理由は。。。海のツナ・ロッドなんかでも使われてるソリッドグラスだからなんっすよ。

それも極薄塗りでおなじみの漆を塗ってるから、ブランク特性を損ねてないんっすよ。


一応1000番位のリールでベストバランス…コアラが邪魔


018-d.JPG




実はグラスロッドがペナンペナンなのは塗料のエポキシがオッソロシク分厚くて

ほぼエポキシ。。。つまりプラスチックの特性が勝っちゃってる結果なんっすよ。

実際に来店してこの7:3調子のロッドを振ってみると、今までの固定概念が音を立てて崩れますよ、マジで。

下手なグラファイトロッドよりシャッキリしてるっつー。。。


捨て値のロッドは、2本限りです。


 



同じカテゴリー(工房の話)の記事

Posted by モッズおじさん  at 17:30 │Comments(0)工房の話

※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。