2019年02月15日
A832:弘法大師ほど達観してないので 道具を選びます
どうも、モッズおじさんです。
白血病と言うと伝説の女優・夏目雅子様が日本人のトラウマとなっているワケで… 特におじさん世代だと心配しかないワケですが
本人が自分を信じているので 陰ながら応援させてもらいます… 普段競泳とか見ないけど
今日は平日なんで 12:00~19:00 でショールームやって 明日も同じ時間で開ける予定です。
多分高梨沙羅選手がそうなっても俺はなんとも言わなかっただろうけど
池江璃花子選手の白血病は 陰ながら応援させてもらいます。
高梨より池江のほうが美人だから?いやいや 高梨は初心者の癖にメルセデスGクラス乗ってるから?いやいや
刷毛は作業開始前にテレピン油で洗うんです… もちろん作業が終わったらその都度洗いますが それでも刷毛目にごみや埃を
吸ってるんで 出来る限り洗っとくんっすね コレは一般的な塗装と一緒
高梨は日体大 対して池江は我が母校・日大の後輩で同じ文理学部だから どうしても贔屓しちゃう。
型さえ合えば俺の薄汚れた骨髄位いくらでも提供しますんでシクヨロです
っつー事で本日からブランクは次の動作『漆塗り』に移行しますが 例によって埃を嫌って撮影は制限
でお伝え出来る事は限られるんっすね。
漆室は気温20~30℃・湿度70~90%をキープできる所でようやく固着するんです… 漆は水分が抜けて乾燥するんじゃなくて
漆に含まれるウルシオールが発酵して固着する ヨーグルトや納豆やキノコと同じで環境が全てなんです
とにかく 漆塗りってのは何事も準備が大事 っつー事で本日は漆室の湿度調整を行いまして
湿度が安定する間合いに漆刷毛の手入れを行いまして さて作業に入ります
とはいかない… 湿度を安定させるには1昼夜見といたほうが良いモンで
さもないと大失敗に繋がるんっすよ。
仕掛けは簡単で 器とヒーターとタオルがあれば環境は整うんっすけど 気温と湿度が条件の範囲内にあってもちょっとの誤差で
漆の色味や透明度が変わって来る コレばかりは失敗を重ねて経験で体得するしか 無いんだよね
よく素人さんが 特に定年退職後のヒマつぶし的な趣味で漆を塗る人が「キレイに塗れた」と
塗っただけでいっぱしの口を利いたりするモンっすけど むしろこの漆室と刷毛の管理が出来ないと
人様からお金を頂くだけの代物なんか 絶対に出来っこないワケですよ。
当方道半ばにして尚道具に助けられてる… を肝に命じながら準備するんっすね。
今回入手したパイプは 正直DunhillやPeterson を物色してて見つけた交通事故的な買い物で 日本では知る人ぞ知るブランド
ですが 立派なDunhill School なんっすよ… 週末には 紹介できると思います
良い道具は仕事を楽にしてくれるからね。。。っつー事で仕事柄道具には厳しいワケっすけど
タバコを喫う道具で。。。また俺 やっちゃったみたいっすよ?
例によって Dunhill と Peterson に絞って網を張って探してるんっすけど 1967年にDunhillに吸収された
Dunhill School のパイプが 現在我が工房に向かっています。
希少品だけど 大体 £20~40 が相場だけどね?