2021年05月12日

A1241:知ってる人は知っている 俺の『イワナ足』



どうも、モッズおじさんです。


釣りキチ三平で海釣りがオッソロシク少ないのはドラマが少ない と生前矢口先生が言ってましたが 繊細さに欠ける海釣りでは
ストーリー構築の材料が少ないという事で とうとうキャプテン・ハーロック的なの出す始末… 松本零士先生と友達だったからね?






3/24から コロナ対策 でショールームは

フリーのお客様は13:00~18:00 で入店を受付けて
事前予約のお客様は随時対応
月曜日と火曜日は引き続き 休日


とさせて頂きます。

もちろんマスクと手消毒も 相変わらず継続してお願いいたします。
尚 マスクと手消毒 並びに初回入場時の記帳を拒否される方は入店を拒否させて頂きます。



そもそもサカナとの距離が必然的に遠くなる海では 陸上の気配を掻き消す要素も噛んできて 人間の気配が結構届いてない
だけに 己の気配を気にする釣り人は一部の対象魚狙いを除いて皆無 ってのが現状でして.






そうなんです 海でバカスカ釣ってコレモンでブイブイ言わしてる釣り人がたいてい陥る

どツボってのが淡水の釣りでして。。。それじゃあナマズも釣れねえよ と

海と比べたら圧倒的に小規模なために ピンポイントで仕掛けなりルアーなり毛鉤を打ち込む事が

釣果を伸ばす第1歩… 海みたいに放置しててもいずれあちらからやって来る ってのは



まぁまぁそれだけに ファミリーや初心者に優しい釣り場 って事なんだけど 釣りってこんなモン と舐めて掛かって玉砕
からの いや海では俺上手いんだよ と言い訳を叫ぶ… 大丈夫ですよ?誰もが通る道だからね?それ.






実は殆ど期待できないのが海との大きな違いでもありまして。。。もっとも海でも型を狙えば

否が応でもピンポイントを狙う事になるんで そこへの対応順応はさほど苦ではない

って事で バスやナマズやコイやフナといった里のサカナ/中流域のサカナが釣れるようになる

けど。。。 海で鳴らした人がいきなり渓流に入っても たいていは玉砕するのが王道でして。



自然界ではどうした事か海から陸に上がって 山を目指せば目指すほど釣りが神経質になっていく. 実際里で釣れまくっても
渓流に入ると途端に釣れなくなる で俺は釣れるんだと叫ぶ… 大丈夫ですよ?誰もが通る道だからね?






いやバスやコイやナマズやフナの人達も軒並み玉砕 ってのが王道で この北東北のような

住人総人口よりイワナヤマメの数のほうが多い特殊環境ならともかく… いやこの特殊環境でも

同じタックル同じ釣法同じ時間帯で同じ河川でほぼ同じポイントを叩いて釣りをしても

釣果に差が出る でもそれは何故か。。。



個人的な経験では 相性の悪い疫病神的な人って共通して腹ボテ薄らハゲのオッサンで ちいちぇえのに0.1トンな方々でして.
気配を消すには不利な条件が揃ってる って事なんですが 根本的にフィールド違い って当人の思考の問題が根深いんです.






一番嫌になるのが「アイツと行くと1匹も釣れねえ」で 実際アイツがいないと

バカスカ釣れて アイツがいると途端に釣れない… って相性が悪い人ってひとりやふたり いるもので。

それもこれも アプローチ つまり川に接近して川辺もしくは川の中に立つ そしてあそこだ

と キャストする着水点を決めるまでの一連の動作で差が出ているのが釣果という結果に現れているもので。



最近じゃ金が掛かるから と時代劇や忍者モノってやらなくなっちゃって 下手すると知らない人もいるかも… 忍び足は
抜き足と差し足で成り立ってまして. 大丈夫 123㎏の国民的ネコ型ロボットでも出来る事ですから.






ドッタドタ歩かないで それこそ『忍び足』と言われてるつま先から着地してかかとに向かって

地面の上に足裏を転がすように体重移動を掛けて歩く を心掛けると足音は極限まで消せる

。。。釣りキチ三平で矢口先生が頻繁に使っていた『イワナ足』は 忍び足の動作である

と俺は個人的に定義付けているんですが 近年では『足を引きずって歩く』人が多いのに呆れるんです。



相撲や柔道や日舞なんかでは逆に『摺り足』が基本で 下駄も摺り足で『引っ掛ける』のが粋だったりする. 開国以前は
基本歩行法だったんだけど 富国強兵政策以来 西洋式の歩行法が定着してまして… 運動効率が イイからね?






俺らがガキの頃は「ビッコ引いてんじゃねえ」と。。。完全差別用語を用いて怒られた奴だけど

開国以前の日本ではむしろ『摺り足』は歩行の基本だった… おそらく1等国を目指していた明治日本の

西洋文化を取り入れる教育の一環で言われていた注意の名残なんでしょうが

そういう話を抜きにして考えても 地べた引きずって歩いてりゃ たいていの動物は逃げるって。



呼吸法は偶然の一致か必然だったのか パイプ喫煙やシガー喫煙と共通する所が多かったワケでして… 人間の生理活動で
唯一意識でコントロールできるのが呼吸 なのでヨガの世界では呼吸法を活用した運動が多数存在しますね.






そしてこの『イワナ足』で重要になって来るのが呼吸法で… 鼻腔の奥に吸った空気を

当てるように吸って 腹筋でセーブしながらゆっくりと吐く… を心掛けるとアラ不思議

相手が野良猫でも 猫の視界から外れていれば相当接近出来て 野良猫が驚く っつー

完全に前に向かって発している己の『気配』を消す事が出来るんです。



『釣りキチ三平』でも気配を消す技術は『岩化け』『木化け』という猟師言葉を引用して紹介されてますが イワナ足も
三平くんの口癖的に多用されてます. 実際にはココまで人間がカメレオン化する事はあり得ないんですが






もちろんそんな『イワナ足』を体得しなくても海や川では釣れる けど『イワナ足』を

体得するともっと釣れるなんですが 得てして技術というモノは一朝一夕で体得できるワケがない

俺の場合中学生(13歳)の頃から日常生活で心掛けていたんですが 皆様いかがお過ごしですか?

まぁまぁコンビニでレジに立っても目の前の店員さんが気付かずに別の仕事始めたり とか



気功的な話方をすれば『気を前に向けて出さない』『前に発する気を抑える』って事なんでしょう… そこが深山だろうが
里だろうが海だろうが こちらの存在がバレてなきゃ そりゃあ釣れるだろうよ とは誰にでも分かる話です.






釣り場で知り合いを見つけてしばらく後ろにいるのに全然気付かれない とか副作用はある。

彼らが意図してシカトしてないのは 気付いた瞬間誰もが飛び上がって驚くから ああ矢口先生が描いてた

『岩化け』『木化け』って こういう事なんだろうなぁ。。。 と実感するんですが

呼吸法では 慣れて来ると風のリズムや木々の揺らぎなど自然のリズムに合わせるとさらに効果的



いやむしろ忍風カムイ外伝の世界か?… 『釣りキチ三平』当時は忍者モノが大流行りで 矢口先生が大ファンだった白土三平の
テイストを自作マンガに織り込んだそうで… そもそも釣りキチ三平の三平は 白土三平がネタ元だし.






なんですが そこまで行くと13代目石川五右エ門や 白土三平のサスケの世界になるんで割愛。

もっと釣りたければ『イワナ足』をやってみて下さい って話で留めときますが

そんなもっと釣りたい欲深な俺は 13歳の頃から心掛けて気が付けば41年継続してて

それじゃあよっぽど鍛錬を極めた 仙人のような達人になってるんじゃねえかと思われますが



ヒヨドリも びっくりしたって顔 するんですよ… 野鳥の撮影とかする際『イワナ足』はとっても役に立つ ってのは
コゲラの下りでご理解いただけるかと. 緊急事態宣言下でイワナ足意識して 体得してみるとよろしい… かもね.


A1241:知ってる人は知っている 俺の『イワナ足』



横浜では既に 半径5m以内にいるカワセミが逃げなかった とか過去にあったんですが

今日は新緑の眩しいカエデの木々に群がるミツバチを何気に眺めて裏庭に佇んでいたら

突然足元からグワサッ!ボフボフボフ… と ヒヨドリが飛び立った

どうやら俺 餌ついばんでるヒヨドリのすぐ脇に立ってたみたいで



いよいよ俺 来てるみたいです。。。


 



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Posted by モッズおじさん  at 17:27 │Comments(0)おじさんのひとりごと

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