2022年12月10日

A1327:急(せ)いては事を仕損じる



どうも、モッズおじさんです。


秋田県教育庁は全く分かってませんが 縄文時代の何がスゴいか っつったら 文字を持たない狩猟採取民族が問答無用の
1大文明を築いていて 農耕から文明が始まるって常識が崩れた事. 縄文人の直系の末裔がアイヌ ってのも興味深い事実.






2022年9/1より ショールームは終了させて頂きました。

御用の方はこのブログのコメント欄で結構ですので

あらかじめご連絡いただけると幸いです

お越しの際はマスク着用と手消毒のご協力お願いいたします。



なんかね… 言動のひとつひとつに 見てはいけない深いふっかい『心の闇』を感じるよね. それこそエドガー・アラン・ポーの
短編小説に出てくるキャラ みたいな? 或いは横溝正史の とか… 美女に僻んで受け付けないって 相当な闇じゃ……






美女が叩かれてるのを見て喜んで攻撃に加わったり 初期設定がモロに「子供を産む機械」前提で

LGBTの存在そのものを否定したり 果ては日本の先住民族の末裔を侮辱 からの

質問に対する答弁は「今日はどこへ行きましたか」「ああラーメンは豚骨派ですよ」レベルの

トンチンカンを優に通り越して もはや『頭おかしい』レベルの



要は他人慣れしてないから想像力の幅が狭い 幅が狭いから理解できる範囲が狭い それって理解できない事が多いから
分かりやすい「誰かの陰謀」とこじつければ理解した気になれる… プーチンは 確実に陰謀張り巡らせてるけどね?






杉田水脈って ただの田舎ッペなんじゃねえの? ですが皆様いかがお過ごしですか?

やっぱ陰謀論者だったんだねぇ… 何故か陰謀論者って田舎モンに多いんだけど

本人の「つたない表現」って… 分かってんじゃなぁぁあい????

政治家向きの特性とは とてもじゃないけど思えないんだけどそれはさておき



コレは何度目だったろうか… 剥がして塗り直して再接着って. この写真でも分かる通り MOZZのオリジナルの状態では
フィニッシュの上からブリッジを貼り付けてて 剥がれやすい環境になってた ってのはよく分かりました.






いやぁ何だか知らねえけど 俺よく剥がすねえ12弦ギターのブリッジ。。。

いやね?先日 膠で接着して置いておけばいいのに その強烈な接着力に惑わされて

我慢できずに弦張っちゃったんだけど6弦チューニングしたところで剥がれちゃって。

外周は固着してたんだけど 真ん中に向かうほど固着してなかった だけじゃなく



まずは膠1:水10で様子見てね とはたいていのネット情報で書かれてる事ですが 俺の場合どうやらココから問題があった
ってのが分かったんですが 1:10も万能ではない 求められる強度によって比率を変える必要があるみたいっすよ.






他にも理由があったんだけど それは後で話すとして 触感としてはどうにも膠と水の

混合比に難があって 接着力が弱まってるような気がしてならないんっすよ。。。

っつー事で調べてみたら 通常は膠1:水10 でOKだけど 強度が要求される個所では適時

水の比率を変えるべし と誰もが書いてるけど



バイオリンはもちろん ギターもピアノも人間が作ったものだから当然人間であれば直そうと思えば直せる. それだけに
職業製作者や職業リペアマンにはそれぞれの『秘伝』の比率がある… 完全に飯の種なんで 情報が異様に少ない.






強度が欲しい所の比率は 誰も書いてないんだよねぇ。。。 そりゃそうだね なにせ

バイオリン職人や職業リペアマンにとってこの辺は腕の差を示す 言ってみれば飯のタネ

裏を返せば膠の黄金比を素人衆に教えたら すぐ真似されておまんま食い上げになっちゃう。

趣味のど素人には おいそれと教えてくれません。



いろんな皆さんのいろんな角度からの情報研究成果実績を広い読みして纏めた比率で膠を溶かしてみましたが
実はこの膠 信じられない理由の失敗をしてる奴だったワケでして…






っつー事で目線を変えて いろんな業種の膠を使う皆さんの話を集めて。。。いろんな比率

1:3 とか 3:4 とか1:5 とか 温度は60℃とか70℃とか80℃とか… もうね

完全に 膠の『沼』に落ちまして

で 下町のバイオリン職人が推奨している比率で膠を溶いて 接着してみましたが



クランプを締めるのはもう手慣れたモンで ココから2~7日掛けて固着を待ちます. 固着を待ってる間に復習的に作業を確認
そこで計量カップが10cc区切りの目盛だったことに気づく. って事は10倍じゃなくて100倍に薄まってる…






接着し終えてクランプで締めてから気が付いた… 水は計量カップで量ってたんだけど

ひと目盛10cc なのに ひと目盛1ccで数えてた。。。

例えば1:10で量ってたつもりでいたけど 実際には1:100だったっつー。。。

ケアレスミス以前の 初歩にも達していない凡ミスですね。



100倍に薄まってるんで当然ながら 剥がれます. いや逆に言えば100倍に薄まってるのに 6弦のチューニング迄耐えた
ってほうがよっぽど驚きで… じゃあ6弦は100倍希釈でいいじゃん とはならず 強度はあったほうが良いのです.






っつー事で 翌日とっととブリッジを剥がして 下町のバイオリン職人推奨の比率で

膠を溶かして塗布しましてクランプで締めて。。。 はみ出した膠を湯で湿らせたウエスで吹いたのが

失敗の元だった 翌日9弦までチューニング済ませたらパックリ剥がれまして。

ウエスの湯が膠に浸透して 比率が変わっちゃって 強度が落ちたんですね。



職業バイオリン製作者の膠と水の比率は基本社外秘 なので状況を観察して盗みます… 膠の種類にもよりますがこの粘度を見て
自分の膠の希釈度を推察して 塗布して 結果を見る 駄目なら希釈度を変えてやってみる… ってのが『膠の沼』なんです.






翌日 ってのも良くなかったね。

っつー事で膠と水の比率を とある研究データで『最強』と結論が出た比率で溶かしまして

塗布して接着 クランプで締めてしばらく置いて はみ出た膠を爪楊枝で切り取って除去して

1週間寝かせる事にします



12弦ギターで使用した膠がちょっと余ったんで ちょうど昨日膠が剥がれたネックヒールに塗り直しまして 再固着中…
Calace はムダにネックを温め過ぎたせいで膠が緩んでるんだろうなぁ… と思ってたから警戒は してました.





急ぐと結論は ロクなもんじゃないね。

ところで。。。 Calace クラシックギターのネックアイロンで 無意味なアイロンを2回掛けた影響で

ネックヒールの膠が緩んで ヒールがまた外れちゃったんっすよ。

ちょうど 最強の比率で溶かした膠が余ったんで 流れで塗り込んで再固着作業も行いまして。



なにせ職業バイオリン製作者や職業リペアマンの飯のタネ バラすと営業妨害になるんで研究員の言う『最強の比率』は非公開
ですが 水は目盛じゃなくてグラムで量ったから 最強が偉るんじゃないか と期待してるんです…






最強に比率はトロトロ っつーより見た目ネッバネバ で塗ると意外とサラサラだけど

水分の比率の関係で固着が恐ろしく早い。

なるほど「バイオリンで使用するには非現実的な分量」の意味が分かりましたが

修理してるのは バイオリンじゃ ないからね。



今度は 焦らず急がずやってます。


 
  


Posted by モッズおじさん  at 16:51Comments(0)魂の栄養 ギターの話